【四日市市】中央通りの鳥さんたちがにぎやかです。
最近夜になると、中央通りから鳥の鳴き声が聴こえてきてとってもにぎやかです。「チュンチュンチュンチュンチュンチュン…」という声が街中に響き渡っています。
夕方頃中央通りに行ってみましたが、鳥の姿は見られませんでした。
この鳴き声の主は、ムクドリだそうです。広報よっかいち2017年10月上旬号に記載がありました。
近鉄四日市駅東側から三滝通りにかけての中央通りのクス並木には、ムクドリの大群が飛来していて、この木をねぐらにして、毎夕数千羽のムクドリが舞い降りて来るそうです。通行者へフンを落としたり、周辺への鳴き声による騒音被害が発生したりしているそうです。市街地は明るくムクドリの天敵が少ないことが飛来の理由と考えられているため、2017年よりタカを使ったムクドリの追い払い作戦を始めたそうです。実施範囲は、近鉄四日市駅を中心とした中央通りです。
鷹匠が並木道を進みながら、タカを放っては呼び戻す作業を何度も繰り返しながら、ムクドリを追い出します。鷹匠の腕からタカが飛び立つと、木の枝で休んでいたムクドリが一斉に逃げていったそうです。ムクドリが中央通りから近隣の諏訪公園や鵜の森公園などにねぐらを移さないように注意して放鷹を行ったそうです。ムクドリが「市街地にはタカがいる」と学習して、本来のすみかである山へ帰るよう取り組んだということです。
こちらの対策は、2017年~2020年の間は毎年7月~10月の間行われていた模様です。
四日市市|令和02年07月01日 記者発表資料 中央通りにおける鳥害対策の実施について
ムクドリさんはかわいいですが、夜窓を開けていると鳴き声が気になってしまう方もいるかもしれないですね。もっと居心地のいい、本来のすみかであるお山に帰ってくれるといいですね。
中央通りはこのあたり↓