【菰野町】1/11放送「チャント！」に湯の山温泉名物 僧兵鍋が登場！僧兵鍋について詳しく解説します◎
2024年1月11日（木）CBCテレビで放送の「チャント！」で、湯の山温泉名物「僧兵鍋（そうへいなべ）」が紹介されました。「僧兵鍋」が紹介されたのは、町に根付くおいしいものを調査する「いただきます！ほぼ地元だけ愛されフード」のコーナー。CBCアナウンサーの加藤愛さんが湯の山温泉を訪れて紹介してくださいましたよ♪
写真はイメージです
“ほぼ地元だけ愛されフード”だけあり、番組内でインタビューされた菰野町の方は、みんな「僧兵鍋」をご存じの様子。
「僧兵鍋」とは、ジビエの入った味噌仕立ての鍋で、湯の山温泉の旅館ではどこでも食べられるのだそうです。戦国時代に湯の山温泉の三嶽寺（さんがくじ）を守っていた僧侶たちが僧兵の格好をしており、その僧侶たちが力を付けるための汁物が「僧兵鍋」と名付けられました。三嶽寺は後に織田信長の焼き討ちにあってしまいます…。
毎年10月に行われる「僧兵まつり」は、織田信長と戦った三嶽寺の僧兵たちを偲んで行われているのだそうです。
加藤アナウンサーが僧兵鍋を食べるために訪れたのは、湯の山温泉の旅館「寿亭（ことぶきてい）」。「寿亭」は明治創業の老舗で、趣のある貸し切り温泉が楽しめる宿です。
「寿亭」の色鮮やかで具沢山な僧兵鍋には、猪肉・鹿のつみれ・鴨肉のほか、ニンジン・大根・ジャガイモなどの根菜を中心に春菊などの野菜やきのこ・こんにゃく等が入っています。地元の大豆と酒粕が入っている、地元の味噌蔵が仕込んだ「僧兵味噌」で仕立てられており、熱々！もともと僧兵が暖をとるために食べた鍋なのでとっても体が温まるのだそうです。
猪肉はやわらかく、脂の旨味と甘みが感じられる味だったそうです。山芋を加えてさらにスタミナ鍋としていただくこともできます。
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かつては各旅館が様々な僧兵鍋を作っていたそうですが、2018年の湯の山温泉開湯1300年記念の際に、「寿亭」の料理長さんが発起人となり湯の山温泉名物として僧兵鍋の統一をしたそうです。山の幸と地元の食材にこだわった僧兵鍋には次の9か条があります。
一、僧兵味噌を使った鍋とすること
一、猪・鹿・鳥の肉を使ったスタミナ鍋とすること
一、山の幸を豪快に盛り込むこと
一、菰野産の野菜をふんだんに使うこと
一、甘酒と僧兵味噌で味加減を調整すること
一、好みで山芋のすりおろしを付けること
一、出汁まで食べていただくようにすること
一、食す前に武家政治に抗った僧兵に思いを馳せること
一、僧兵鍋を食すとき、信長の話はせぬこと
僧兵たちに心を寄せる、ちょっとユニークなものもありますね。
この9か条を踏まえ、各旅館独自の掟もあるそうです。「寿亭」では「自家製ラー油を入れること」という掟もあります。ジビエを使用した「寿亭」オリジナルのラー油は辛いので入れすぎ注意ですが、ピリッとしていて美味しく味変できるそうです。
「寿亭」の僧兵鍋プランは、1泊2食22,550円～（平日）となっています。僧兵鍋を楽しみながら、湯の山温泉の歴史を多くの方に知ってほしいとのことですよ。ぜひ食べてみたいですね！
湯の山温泉
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