【四日市市】老舗の手作りパン屋「サントレー」が、90年の歴史に幕を下ろし閉店しました。
報道によりますと、本町通り商店街のパン屋「サントレー」が、2024年6月29日(土)をもって閉店しました。
「サントレー」は、1934年に蔵町に「新正軒」という店名で開店しました。現在の場所での開店は1951年頃。90年の歴史に幕を下ろされたということになります。
号外NET四日市市でも2年半ほど前にお店を訪れた様子をご紹介していました。
ジブリ映画の「風立ちぬ」にも登場したお菓子「シベリア」が看板商品でした。ようかんやあんこをカステラでサンドしたシンプルなお菓子で、とても美味しかったです。
お店を訪れた時にお聞きしたところ、昔はどこのパン屋さんでもシベリアは売られていたのだそうです。
「サントレー」は、2014年の中京テレビ開局45周年記念ドラマ「マザーズ」の舞台にもなりました。店内には、女優の宮崎美子さん始め出演者の方のサインが飾られていました。
7月3日(水)に現地を訪れると、シャッターが閉まり看板等は無くなっていました。寂しいですね…。
店主さんの足腰が限界を迎え閉店されたということです。90年もの間、美味しいパンを作り続けていただき、ありがとうございました。
☆ガオー様、情報提供ありがとうございました!
号外NET四日市市では、皆様からの情報提供をお待ちしております!すでに誰かから投稿されていそうな情報や、あやふやな情報でも大歓迎!情報提供はこちらからよろしくお願いします。
「サントレー」があった場所はこちら↓
6月30日(日)には大治田の「阿部製パン所」も閉店し、寂しい限りです…。