【四日市市】四日市市が舞台の映画「GINAGINA」が渋谷ユーロスペースで公開され満席に!舞台挨拶も行われました。
号外NET四日市市でも以前お伝えしましたが、四日市市が舞台の映画「GINAGINA(ぎなぎな)」が制作され、2022年12月19日(月)~21日(水)に名古屋シネマスコーレで行われた先行特別上映が大盛況のうちに終えられました。
「GINAGINA」は、「カンブリア宮殿」「SASUKE」のナレーションや、「ソロモンの偽証」「ひかりのたび」の出演で知られる、四日市市出身の俳優 高川裕也さんが初脚本監督を務められた映画です。作品は、コロナ禍で仕事を失った初老の俳優が映画制作に挑戦するも、ことごとく不運に見舞われて途方に暮れるが、ふと参加した故郷の同窓会から小さな希望を見出すというものです。
タイトルの「GINAGINA ぎなぎな」は四日市特有の方言で、「ぼちぼち」「ゆっくり」「どうにかこうにか」といった意味合いの言葉です。四日市港の潮吹き防波堤や四日市諏訪商店街、大矢知手延素麺など、四日市市の風景もたくさん登場する作品となっています。
2023年1月26日(木)には渋谷のユーロスペースで公開され、主な登場人物の方々が舞台挨拶を行いました。
上映後の舞台挨拶に満場の拍手で迎えられた高川監督は、満席の会場にビックリしながらも感謝を述べ、「ぎなぎなというのは、関西弁の『ぼちぼち』が様態を表すのと違って、主体の気の持ち様やアクションも加味されている。言葉というのは主体の使い方によっていろんなニュアンスが生まれ、道具となるもの。作中の人たちのやり取りも100人100様の味わい方をしてもらえたら。そして時間を経て、作品に何度も出合い直してもらえたら嬉しい」と語りました。
大勢のお客さんの誘導でロビーを奔走したユーロスペースの北條誠人支配人も「久方振りの満席を見れて嬉しかったです。」とコメントされたそうです。映画の上映は1月28日(土)まで3日間の限定公開でした。
2月25日(土)・26日(日)には、いよいよ四日市市文化会館での「四日市凱旋上映」が行われます!
私たちの住む四日市市が舞台であり、四日市市出身の高川さんが初脚本監督を務められた映画「GINAGINA」、ぜひ観てみたいですね!
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