【菰野町】ポプラ社小説新人賞を受賞した、菰野町出身 菰野江名さんの新刊が発刊されました!秋の夜長の読書にいかが?
菰野町出身の作家 菰野江名(こもの えな)さんをご存じでしょうか?菰野さんは1993年生まれで三重県菰野町出身、現在は東京都に住まわれています。現役の裁判所書記官として働きながら作家デビューされました。「菰野江名」という筆名は、菰野町にちなんでつけられたのだそうです。
デビュー作となった小説「つぎはぐ、さんかく」は、2023年1月に選考員の満場一致で第11回ポプラ社新人賞に選ばれました。ポプラ社のホームページによりますと、あらすじは以下のようになっています。
惣菜と珈琲のお店「△(さんかく)」を営むヒロは、晴太、中学三年生の蒼と三人兄弟だけで暮らしている。ヒロが美味しい惣菜を作り、晴太がコーヒーを淹れ、蒼は元気に学校へ出かける。
しかしある日、蒼は中学卒業とともに家を出たいと言い始める。これまでの穏やかな日々を続けていきたいヒロは、激しく反発してしまうのだが、三人はそれぞれに複雑な事情を抱えていた 。
華々しくデビューされた菰野さんの新刊「さいわい住むと人のいう」が、2024年9月9日(月)に発刊されました!
地域福祉課に異動になった青年・青葉が紹介されたのは、大きな屋敷に住む八〇歳の老女・香坂桐子だった。桐子は元教師で顔が広く、教育から身を引いてからも町の人から頼りにされていた。妹の百合子と二人だけで暮らしているという――。
物語は二〇二四年から二〇年ごとに遡り、姉妹の人生が少しずつ紐解かれていく。戦争孤児で親戚をたらいまわしにされてきた彼女たちは、いつか自分たちだけの居場所を手に入れて、二人で幸せになろうと誓った。しかし、ある選択を迫られて……。
近鉄百貨店四日市店地下1階の書店「丸善四日市店」には菰野さんのコーナーが作られていましたよ♪菰野さんも「丸善四日市店」に通われていたのですね!
以前ご紹介した、四日市市出身の作家 伊吹有喜さんのコーナーもありました。デビューから15周年の集大成「常夏荘物語」が8月5日に刊行されたのだそうです。
菰野町や四日市市出身の作家さんの活躍、嬉しいですね!秋の夜長の読書にぜひいかがでしょうか?
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